生成AIにできなくて、人間だからこそできるコーチングとは?
【解剖!ビジネスコーチング大全 第5回】
「コーチングは、いずれAIに置き換えられてしまうのではないか」
1on1やコーチングに携わる方であれば、一度はそんな不安が頭をよぎったことがあるのではないでしょうか。実際、生成AIの進化は目覚ましく、対話の相手としての精度は年々高まっています。
著者の橋場氏は2026年7月、世界最先端のAIによるコーチングを、自らクライアントとして体験しました。AIがコーチ役を務め、約30分間、実際の事業展開についてコーチングを受けたのです。
その結果は、率直に「衝撃的だった」と振り返ります。的確な質問、丁寧な傾聴、適切なリアクション、そしてアイデアに対する承認——現場のコーチが当たり前のように使っているスキルを、AIは高い水準で使いこなしていたといいます。
では、AIがここまでできるようになった今、人間のコーチにしか果たせない役割とは何なのか。
連載第5回となる今回は、橋場氏が自身のAIコーチング体験を出発点に、この問いを3つのキーワードから解き明かします。「どういう人からコーチングを受けたいか」「人はどういう時に動機づけられるのか」「言葉にならないものをどう扱うか」——いずれも、AIとの役割分担を考えるうえで避けて通れない論点です。
AI時代にコーチとして、あるいはマネジャーとして何を磨いていくべきか。ぜひご自身への問いを立ててみてください。
【「ビジネスコーチング大全」 解剖!! シリーズはこちらから 】
第1回:なぜ今、1対1のコーチングが求められるのか?
第2回:「良いビジネスコーチ」と「良いクライアント」の条件とは?
第3回:「聞いているふり」を卒業し、真の傾聴を実現するには
第4回:「破壊的質問力」を高めるコツとは?